【レポ】加害と被害の関係について考える 〜「悪い人」とは誰なのか〜
【県大勉強会①】
今年も始まりました(^-^)11月の生命のメッセージ展開催に向けて、県大2年生が自主勉強会を企画☆
○第1回目テーマ:加害と被害の関係を考える
~悪い人とは誰なのか~
県大水藤先生とグリサポ代表山根さんが熱きディスカッションを繰り広げました‼️
そこに県大OGや、現役学生、地域活動をしている方々…
それぞれの立場から、共に考えて、時を共有。
『あなたの考える悪い人とは?』
最後のまとめになって、一番の沈黙が漂った。
「謝らない人?」「命をうばった人?」「本質的に悪い人が本当に存在するのか?」
それぞれが言葉を発するものの、まとまることはなく、
どうなんだろうと…きっと参加者が各々胸のうちで問い続けただろうと思います。
ちょっとどんな話が飛び交ったのか。
◎刑期中と社会復帰後で支援し続けることが難しい。かといって、その為のネットワーク構築も難しく、「刑務所は無責任」「内に籠る」と言われている。
◎軽い罪はない。自分の犯したことや傷つけた人と向き合ってほしいが、本人が追い込まれた状態では難しい。加害者の中にある被害性に目を向けることも大切。
◎前科や前歴による周囲の偏見
◎受刑者が刑務所内で失うもの(人間関係、金銭管理能力、家事能力等)
こんな疑問をみんなで「なぜ?」「必要なことは?」そんなことをディスカッションしました。
現状を聞きながら
「やるべきことや理想的な社会」と「出来ない現実」のギャップにもどかしささえ感じました。
一人ずつが必要性を感じ、地域で巻き込む体制を作ること。沢山の人や資源が手を繋ぐこと。
一人の想いより、二人の想い、
1つの社会資源じゃなく、より沢山の社会資源…
みんなで思いを口にして、共有して
夢(理想)を現実に近づける。夢があるから、やるべきことや出来ることがある‼️
出来ないことに目は行くけど、
うまくいっていることに目を向けて見るのも大切だなぁと。
「何故うまく行かないのか、どこにつまずいているのか」
一方で「何でうまくいっているのか?」
何もかもが紙一重。
沢山の収穫となったヒトトキ。
学生さんはどんな思いを抱いたのかなぁ。
講師の皆様、ありがとうございました(о´∀`о)
第二回目は9月27日13時30分~
いのちのミュージアム代表の鈴木共子さんがお話してくださいます✨
是非、お時間ある方は県大にお越しくださいませ~
文責:スタッフおがち
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