総合案内
団体名
グリーフサポートやまぐち
所在地
〒747-0035 山口県防府市栄町1-5-1
防府市市民活動支援センター 気付け
電話番号
090-7549-6127(代表)
http://www.facebook.com/griefsupportyamaguchi/
寄付のお願い・協力団体等
賛助会員:1口 1,000円
賛助団体:1口 10,000円
振込先 ゆうちょ銀行 五五八支店 普通 3087554
口座名 グリーフサポートやまぐち
個人情報保護について
代表の挨拶
グリーフサポートやまぐち 活動の動機
私が2000年に当時4歳の長女を飲酒運転事故で亡くした頃、山口県内では相談窓口はなく、同じような思いをしている方々とも巡り合う事も、出来なくて途方に暮れていました。
そんな中、「全国交通事故遺族の会」との出会いで私は救われました。
まもなく、同じ交通遺族の方々の相談を受けるようになり2005年には「遺族の会」を発足。
いろいろな出会いやご縁をいただき、様々な事案を受けるようになり、事案が違えてきて、私と同じような思いをしている人が辛く悲しい思いを吐き出し、『ホッ』出来きる場が身近に必要だと考え、2013年に自助グループ「ピアサポートこはる」としました。
事件・事故等でなどで当事者にならなければ、必要ではない、同じような思いをした人たちの『つどいの場』です。
そこには当事者ではなくてもその思いを理解し共感して、支えてくれる人たちもいて、そのあたたかさを感じ、当事者たちの秘めていた強さを引き出してもらい、それぞれが少しずつ自分本来の力を取り戻しています。「悲しい思いを抱えて孤立することがないように」という思いで、今では他の方々の相談・支援・講演等をしている当事者もおります。
活動をしている中で、人間関係が希薄になった現在社会の中で喪失、グリーフ(悲嘆)などで様々な感情を抱えている人は、グリーフにより体調や心の健康を蝕んでいきます。遺族として、遺されたのは、親たち、大人だけではなく、子どもたちも一緒です。子どもたちはどう感じ、考えているのだろうか? 我が家の場合、当時の息子は妹を亡くし、同じ様な境遇の子どもたちと出会う環境があったので、「大切な人を亡くしたのは自分だけではない」と、幼くても早くに、そのことがわかった様で、子どもたちにも出会いは、大事ではないのかと息子の成長を通じて思いながら、他に同じような出会いのない兄弟・姉妹は?
小さな子どもたちの心は… 様々な感情は… ひとり抱え込んでいるのでは? どうしているのだろう?と、考えるようになりました。
そんな時に、活動を通じ『グリーフ(悲嘆・喪失体験に伴う様々な感情や反応)』という言葉や揺れ動く感情のプロセスなどはあたり前の感情だと言うのを知りました。
グリーフを抱えておられる人を個々で見守るだけではなく、他にも『子ども達にもピアサポートと、ともにグリーフサポートの体制があれば良いのでは?』と感じて、同じ思いを持った人たちと勉強会を重ねました。
ピアサポート・グリーフサポートと、ともにトータルサポート「決してひとりじゃないんよ」って事を私たちは事件・事故だけではなく、病気・自死等で大切な人を亡くした子どもたち、いじめや親の離婚等での心の喪失など様々な要因でグリーフを抱える当事者を対象とした『子どもグリーフサポート』と『その保護者と大人のグリーフプログラム』を加え、そのプログラムに参加される方々をサポートしてくれる方の養成講座を開催しております。
現在、グリーフを抱えた方々が、地域で孤立しがちです。その人が置かれている状況やニーズはそれぞれ違い、寄り添い支援が必要と感じています。山口県内でも被害者支援・自殺対策・子ども支援・窓口等分散化し、相談窓口も様々で、何をどのように相談してよいかわからない方もおられます。
グリーフの要因となる事案や事象については、犯罪被害者基本法、がん対策基本法、自殺対策基本法、児童虐待防止法などの法律等を基に様々な分野での援助・防止等への取組みが実施されているなかで、関係機関との連携したソーシャルサポート、生活面での相談支援等が必要となります。
私たちが目指すものは、そうした専門的な分野の取組みであるがゆえに、生じてくる隙間を埋めて、人と人がつながり、グリーフを抱えておられる人に、必要としている、生きていくための必要なサポートをコーディネートし応援することで、私が当時、相談窓口さえも見つからず、なんの支援もない時期に周りにしてもらった事をして返す「お互いさま」が出来たらと考えます。
そして、『グリーフサポートやまぐち』は、ひとりで悲しみなどを抱え込まずに、ここに来たら「ホッ」として「ふっ」と笑える居場所空間でありたいと思っています。子どもも大人もひとりにならない『地域づくり』を地域で行う事で、犯罪抑止、自殺予防などにもつながっていくのではないかと、いまあらゆる分野にてグリーフサポートの重要性が増している気がします。
グリーフの視点をもって様々な機関・団体と見守っていける『支援づくり・体制』が山口県でも構築されることを思い描きます。
最終目的はグリーフを抱えておられる人を、地域で支えて頂き『グリーフサポートやまぐち』が必要ではなくなることです。
そんな妄想をしながら、ゆっくり思いが同じ人たちと歩んでいきたいと思っております。
グリーフサポートやまぐち 代表 京井和子
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